室内楽団の「アンサンブル・コルディエ」の定演がいつものように東京文化会館の小ホールであった。あまり入りが良くない。後ろの席はほぼ2割ぐらいしか埋まっていない。
週末の昼にできたらもっと来る人がいるのではないだろうか。チェロとコントラバスが初めて見る人だった。とても楽しい演奏会だった。大塚さんのチェンバロのソロを初めて聴いたのだけれど、そのテクニックに舌を巻いた。それでいて、平然としている様子にますます、驚くのだった。
- W.A.モーツァルト:ディベルティメント ニ長調 K.136
- J.S.バッハ:イタリア協奏曲 BWV971
- J.ラター:弦楽の為の組曲
- J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042
- G.P.テレマン:組曲『音の出る地理学』第1番
- H.パーセル:シャコンヌ
今日の演目の中ではラターを初めて聞き、これがとっても良かった。これは若い人たちのオーケストラによる演奏。