ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 昨夜、第一水曜日でございましたので、築地でオルガンを聴く機会がございました。礼拝堂で催されるのでございますが、礼拝の一環として毎月第一水曜日の夕方に行われます。平日の夕方にもかかわらず、結構な人数の方々がいらっしゃいます。いつもと違うのは前から人が座っていくことです。というのはオルガンが、教会の常として、後ろに設置されておりますから、後ろに座ると、オルガンの下に座ることになってしまうからなんですね。しかし、聴きに来られる方は常連の方が多いようで、礼拝の一部だとわかっておられていて、最後の聖歌もかなり多くの方々が唄っておられます。
 始まる前に牧師が「これは礼拝ですから、拍手は終わってから演奏者が紹介されたときにして下さい」と説明をするのですが、これがまた、もぞもぞと喋るので、初めて来られた方には良く伝わらない。だから、今回もおひとりが演奏終わりに盛大な拍手をしてしまって、目立ってしまいました。あれははっきりと仰らなかった牧師の方がいけない。
 それにしても今回はJ.S.バッハ一辺倒で、親しみがあって、とても面白うございました。始まりが「Sleepers Awake, BWV 645」でしたから、なんだかゲームをやっているかの如くで、というと笑われるでしょうが。
 全部が終わるまでに約一時間でしたが、終わるやいなや皆さん、教会のあちこちを写真にお撮りになります。なぜか、この教会は入り口のところに写真撮影禁止と書いてあるのですが、欧州各国の教会で写真撮影を禁止しているところはほとんどありませんねぇ。そのための照明をつける為にはお金が必要だという設定は結構見ますが。
 帰りはさぞかし激しい風と雨になるのだろうと天気予報を聞いて思っていたのですが、思ったほど低気圧の移動が早くなかったようで、帰りもまたぽつんぽつんという程度の降り。鉄砲洲稲荷神社の祭りが始まるところのようで、あちこちの町会に御仮屋が建てられて神輿が飾ってありました。夜更けから今日いっぱい随分と強い風が吹きましたけれど、御仮屋は一体どうしたでしょうねぇ。激しい風に倒れてしまったのではないかと心配ですねぇ。
 今日はさすがに夕方は久しぶりに夕焼けに空が染まりました。