昨夜は上野東京文化会館小ホールでアンサンブル・コルディエの第49回の定期演奏会だった。ということは来年の2月の定演で記念すべき第50回ということになる。私たちはいったいいつからこの会にお伺いするようになったのだろうか。全然記憶がない。多分このブログの検索をしたら出てくるかも知れない。当時に比べると若干のメンバーの入れ替えがあったくらいか。
本日の演奏曲もまたいつもに増して凝った演目で、さすがに大塚直哉先生で、後半最後の曲なんぞは通常フルートのソロを加えて演奏されるバッハの管弦楽組曲第2番だったのだけれど、これを弦設定にキーを変えて編曲して演奏された。それというのも、この曲は残された譜面の中から、どうもこちらの方が古くて、後にフルートのために編曲された痕跡があるというのだ。果たして、その痕跡とはなんなのか、多分お伺いしても私にはとても理解できないのだろうけれど、一度大塚先生のご説明をお伺いしてみたい気持ちに駆られる。
こんな演奏会でも入場に際して形ばかりのバッグチェックが行われた。G20の影響なんだろう。オリンピック中にはなにが起こるというのだろうか。
