ほぼ足りてまだ欲 その先

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保阪正康著「秩父宮」

  • 大正天皇はお抱え医者であったベルツが南ドイツの故郷で他界したときに、長文のお見舞いの手紙を送って遺族を慰めた。
  • 明治天皇が食事中にテーブルに突っ伏したとき、侍医の見立ては糖尿病だったが、西園寺公望の計らいで東京帝大の青山と三浦に診させたところ、重度の尿毒症だった。倒れたのは7月19日。亡くなったのは30日。