土曜日の朝は日本テレビ系で辛坊治郎がMCの番組がある。読売テレビが制作している「ウェークアッププラス」という番組だ。辛坊治郎といえば、スキルもないのにヨットで太平洋に漕ぎ出して、すぐさま救助されたことが有名だけれど、彼は自民党のお先棒を担ぐ。その番組に「国民に人権があることがそもそもおかしいんだ」と発言したことがある自民党の稲田朋美というのが出ていた。
自民党の稲田朋美幹事長代行（61）は29日、読売テレビ「ウエークアップ！ ぷらす」に出演し、安倍晋三首相の辞任表明を受けて行われる自民党総裁選に自身が出馬する可能性を問われ「あまりにも突然でハードルは高いが、チャンスがあれば挑戦したいと思う」と、述べた。
「チャンスさえあれば、私は派閥（細田派）に入っておりますし、いろんな制約がある中でもちろんハードルは高いですが、女性でも総理を目指すということが日本には必要と思っている」と強調した。（2020年08月29日 09時56分 日刊スポーツ）
もちろん前から彼女はそのつもりなんだけれど、そもそも彼女はなにで名をあげたかといえば、南京攻略時代に毎日新聞に載った「百人斬り競争」の二人の日本軍将校の遺族が毎日新聞を訴えた名誉回復裁判の弁護を引き受けたところからだ。もともと歴史修正主義者として売り出していたし、安倍晋三に近い、もちろん日本会議メンバー。
このメンバーを見ただけで私はチャンネルを変える。そもそも辛坊治郎、あ、いや、そもそも日本テレビ、読売テレビ、フジテレビにチャンネルを合わせることはほとんどない。くだらない番組ばかりだし、政治的に偏っている。
だからと家人がこのチャンネルを見ていると止めろという。思想信条の自由を制限していると反駁を喰らう。画面に映っているだけでも気持ちが悪いので、別室に逃げる。どうしてあんな思想信条を受け入れることができるのか、許しがたい。
