先日から気になっていたのは、どうもネットの速度が遅いんじゃないかという点です。
で、NTTのサイトからルーターを変えてくれないかリクエストをしようと思って繋げたら、NTTが出てくるんじゃなくて、代理店だというWitz クラウドというところから電話がかかってきた。
良く見ると、ブラウザで検索しても、そこに表示されるのがNTTやauそのものではなく、代理店である場合がほとんど。そのひとつに私は繋げてしまったというわけ。
個人情報を伝えたら、「あなたの集合住宅は光から電話回線で繋げるVDSLだから遅いんです。auひかりにしたら本来の光の性能が出る構造になっています」っていうんですよ。VDSLって光ケーブルが来ているんだけれど、建物の中を光で回せないので、電話線を介しているんですね、だから遅い。
一方、auのサービスは集合住宅用「タイプG個別型」といって光回線を同じように電話線を介して繋ぐのだけれど、どういうわけか、NTT fletsの現状を上回ってはるかに早いというのが売りらしい。今頃知ったのかよというわけです。
じゃ、auと相談しようと思うといったら「私どもで仮申込を受け付けますよ」というんだよね。
「はぁ?だっておたくはNTTの代理店なんでしょ?」といったら「auの申込も受けますよ」と仰る。何だろうね、それ。
気持ち悪くない?
あした、auに相談してみよう。
しかし、携帯だけじゃなくて、この辺って魑魅魍魎だよねぇ。
つうか、皆さんこれくらいのこと当然知っているわけですかね。
続編
auのウェブサイト(だと思っていた)で、うちの集合住宅がau集合住宅用「タイプG個別型」に該当するかどうか、確かめた。入っていることを確認した時点で、「そうだ!そもそもBIGLOBEにプロバイディングを申し込んで、そこからfletsで繋げたんだ!」ということに気がついた。
それで、まずBIGLOBEにログインしてみると、「コース変更・現在ご利用中の接続サービスを変更する際に必要な手続きについて。」があった。
そこから「固定回線を利用している方のコース変更のお手続き」というのがある。
「別の固定回線へ変更する場合」と辿ると、選択肢の中に、「auひかり」が出てくる。
「エリア確認」が出てきて、そこからどんどんと進んで申込をした。
一番心配したのは、BIGLOBEで取得していたメールアドレスの持ち越しだ。しかし、これもなにしろBIGLOBEのサイトから入っているので、当然保全できる。
そしてKDDIからの申込完了の連絡メールがすぐさま届いた。
ところで、「auのウェブサイト(だと思っていた)」なんだけれど、どうやらそれは「フルコミット」という名前の代理店のサイトだったようだ。該当するかどうか、確かめただけのつもりだったものが、代理店側には申込問い合わせがあったと記録されていたようで、20時間ほどあとに、電話がかかってきた(もし本当の申込だったとしたら、ものすごくダラダラな仕事だ)。当初私はKDDIからの連絡かと思ったんだけれど、「お宅様は戸建てですか?」と聞かれたところから「あれ?おかしいな!」と思って、この件はどこから聞いたのかと問うと、ウェブサイトに記録があるというので判明した。
しかし、なんでこの業界はやたらと代理店が蠢いているのかと思ったのだけれど、各代理店はそれぞれキャッシュバックだなんだと競争しているらしい。なにしろauの代理店のどこが一番か、という比較サイトまであるくらいだ。
その比較によると、「25」というのが一番評判がよさそう。ご参考までに。