ロシアの愚かなる独裁者プーチンが今回犯した罪は、ただ隣国を侵犯し、多くの住民を殺傷し、多くの施設を破壊した、と云うだけのことではない。地球上の人類が平和に静かに、安心して暮らす、という最低限のことには限界があって、その限界を崩すことがこうもたやすくできてしまうということを悪の権化である多くの独裁者に知らしめてしまったということがある。中でも正にその路線を突っ走ってきている習近平という歴史上においても特筆すべき独裁者を大いに鼓舞してしまったということがあるだろう。これではポストCOVID-19が突拍子もない暴力国家闘争時代を切り開いてしまったといっても良いのではないか。これが一部マスコミがいっている「プーチンがあけてしまったパンドラの箱」だといって良いだろう。
もうひとつ重大なのは、日本という国の中で、日本国憲法を悪し様にこき下ろすことを厭わない、自公維+国民政権が待ってましたとばかりに、軍備の路を突っ走ろうと虎視眈々と狙う状況に加速をしてしまうきっかけを与えたという罪がある。プーチンの暴挙が始まるやいなや、嘘つき安倍晋三が堂々と、核の共有なんぞというこれまで言葉にもなっていなかったことをいい始めている。これに与する連中は履いて捨てるほどいて、自民党の中のほとんどは日本会議絡みでつながってこれを言おうとする。強いということが格好良いと単純に発想するような高市早苗のような単細胞政治家は、自民党、公明党、維新、国民民主党にはたくさんいる。小野寺五典に至ってはうれしさを噛みしめんばかりにテレビに登場してはもうすぐにでも中国がやってくるといわんばかりだ。
このとんでもないプーチンの非難をしても非難しきれないほどの暴挙、愚挙を徹底的に否定をして、壊滅させなくてはならないと思う。ロシア人の中にはプーチンを確保したら100万ドルやるぞと宣言したものもいる。
ゴルゴ13が必要だ。
