もうFaceBookでつながっている友達の中にも、石垣島だ、三重県だ、八ヶ岳高原だ、と皆さんお出かけだ。街中に出向いてみても、旅行鞄をゴロゴロと転がしてくる人たちが目につくようになってきた。あの人達がまさか引っ越しをしているわけじゃないだろうし、どこかから遊びに来ている、あるいは遊びに行くんだろう。今でも毎日全国では4万人ほどが感染判明しているし、50人近くが死んでいる、とついこの前に書いたばかりで、状況は全く変わっちゃいない。無症状のウィルス感染者が移動すれば、それは非常に効率的な感染拡大そのものである。しかも、まさか皆さん毎日PCR検査を受けているとは思えない。
旅行会社はもう既にパックト・ツアーを募集しだしている。これはかなり怖い。旅先で感染者が判明したらどうするつもりだろうか。
知床の観光船だって、あれは観光客そのもの。地方の観光産業はもう追い詰められるだけ追い詰められてしまっているんだろうか。だから背に腹は代えられない見切り発車の荒天なんぞ糞食らえ見切り発車なんだろうか。
世の中、切羽詰まってきたら、なにが起きるか分からない。しかも、政府、地方自治体がこれだけ信頼するに足らない状況になっているんだからあとは自分で守るしかない。この国は国民の安全・安心なんてこれっぱかりも守ってくれることはない。あてにしていたらとんでもないことになる。自分で判断するしかない。
石川県の参議院補選の投票率はなんとわずかに29.93%と、前回3年前の参院選を17.07ポイント下回った。三割にも満たない。なんだよ、これは。自公の候補の一人勝ちだから行ったってしょうがないというのだろうか。しょうがなくなんてない。自公の候補は得票数はたったの189,503票。投票に行かなかったのは660,723票もあり、自公候補者の得票数は全有権者数のわずかに2割にしか過ぎない。立憲と共産党がいくら候補を一本化したとしても、とにかく投票に行かないんだから話にならない。
こういう場合には、石川選挙区は参議院議員を出すことができないということにしたら良い。つまり、一定の投票率に達しない場合はその選挙区は代議員権を失うというわけ。だって、やることをやらないんだから。山本太郎だったら、こういう話には乗ってくるような気がする。
