ほぼ足りてまだ欲 その先

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キャンプ

芸人ひろしの山を買ったひとりキャンプがきっかけだったのかどうか知らないけれど、今はまたキャンプ・ブームなんだそうだ。
なにしろ山を買っちゃうだとか、グランキャンピングとかいって、まるでYosemiteのCurry Camp場にあるみたいなハウス・キーピング付きのキャンプなんてのまではやっているらしい。みなさん大変に豪華。
スノー・ピークというキャンプ道具のメーカーの女性社長が既婚者の恋人との間に妊娠したから急遽辞任、というニュースをSNSで読んで、どんだけのメーカーなんだよ聞いてことないな、と思っていたら、燕三条に拠点を持つ、新進気鋭のメーカーでコールマンにも引けを取らないと書いてある。わたしたちが始めたことのキャンプといったら、テントのトップメーカーは小川テントじゃなかっただろうか。そりゃ厳冬期のヒマラヤに行く人たちの装備は別として。

 1984年ごろ、友人が西那須野に温泉旅館がキャンプに開放しているところがあるというのでそれから何年か、毎年出かけたことがある。大きな風呂を持った旅館がそのまま構内を開放していたので、温泉は入り放題だった。最初は全く整備なんてされていないところにてんでにテントを張っていた記憶がある。次の年には大学の附属高校が甲子園に出て、その中継をラジオで聴いていた。なんと一回戦に勝って、友達と一緒に「すげぇ!」と喜んだ。もっとも二回戦にはあっさり負けたんじゃなかったかなぁ。
 次の年くらいには近所の同じような年齢構成の家族と一緒にゴールデン・ウィークに行って、小太郎ヶ淵の方まで散歩した。
その辺から段々人がたくさんやってくるようになっちゃったので、穴場的な雰囲気がなくなって、私たちは草津の山奥にショバを変えた。
その箒川沿いの元温泉旅館は1987年から「塩原グリーンビレッジ」という名前になって大きく開発され、今ではかなり有名なオートキャンプ場になっている。