ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

あれから13年

 もう13年も経ってしまった。あの日は京都についてホテルに入ったところで揺れを感じたんだった。それからテレビに釘付けだった。
 双葉町では未だに85%が帰還困難区域のままだそうだ。土曜日のTBSテレビの「報道特集」を見て打ちのめされた。放り出されて餓死した家畜の骨が無惨だった。13年も経てば家は崩れ、樹木に埋もれてしまう。それでも、まだ、原発を動かそうとする彼らの頭の中はどうなっているんだろう。ALPS処理をして出てきた放射能汚染そのもののスラリーをどうするのかも目処が立っていない。デブリの取り出しなんて全く目処が断たない。それで、それでいったいどうするっていうんだろうか。頭が悪いのか、あるいは人間がおかしくなってしまっているのか。



 昨日歩いていて気がついた小さな花たちをマクロレンズを付けたカメラで追いかけてみたけれど、そりゃあんた、なかなかうまいこといかないのである。人目をはばからず、地面に腹ばいになって撮りたいくらいだけれど、そりゃいくらなんでもやめたほうがいいだろうと思って諦めた。
 地元民の散歩道である公園にまで外国人の観光客の人達が入ってくるので、なかなか落ち着かない。満開になったわずかにあるオオカンザクラのまわりに似合わない着物姿の外国人観光客の人が記念写真を取るために、順番待ちをしている。

 ミモザ真っ盛りの蔵前神社の境内には今日は100人近くの人達でわんわんしていたそうだけれど、そこにまで外国人観光客がやってくるのだそうだ。一体、どこで情報をキャッチしてきたんだろう。さすがSNSの時代は油断はならないねぇ。


 森永卓郎の「書いてはいけない」はもうすでに2刷、3刷をかけているんだと森永卓郎が「大竹まことのゴールデンラジオ」でいっていた。ひとり出版社がガボッと一儲けできるだろうか。