ほぼ足りてまだ欲 その先

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人質

 アル・ジャッジーラが映像を配信している。この人は日本語でメッセージを伝えている。誰なんだろう。取材に入っていた人だろうか。もう、聖職者協会の助けは期待できない。何しろ米軍が拘束してしまったのだから。今度こそ「渡りに船」じゃないのか。(08:21)
 身元判明した。なんと、NZへ今年の1月からワーホリに行っていて、その帰り道にヨルダンからイラクへ入っていった、純粋な物見遊山の24歳だ。彼が「すみません」といったのは、こんなことになっちゃった!という事態の大きさに今更ながら気がついてつい口をついた言葉なんだろうと思うが、こりゃひでぇや、という印象。もちろんどんな人であろうと、彼の生命が危機に瀕しているのであるから、その救出に万全を期すのが彼が持つパスポートの発行国としての義務であることは変わらない。
 私の友人の中にはワーホリの意識の低さについて大いに憤慨している人もいる。確かに、全く目的意識のないままに、いけばなんかあるんじゃないの、という程度で出かけてくる若者たちは引きも切らない。しかし、そうでないワーキング・ホリデイ・メーカーもいるんだし、そうだったとしても、それによって新たな目的を見つけた人たちだっている。だから、必ずしも、ワーホリに問題があるとは思わない。