独立行政法人となった国立大学の56校が2005年度の学費が決まらぬまま入学試験受験志願書を受け付けているという。とんでもない話。いくら「契約文化」になじまない私の国の文化だとはいえ、ここまでいい加減なことが許されて良いわけはない。どこの国に金額が決まらないのに学生を募集するという話が通用するというのだろうか。なんで決まらないのだろうか。なんで決めないのか。
（http://www3.nhk.or.jp/news/2005/01/23/d20050123000015.html）
国立大の９割 授業料“未定”
去年、法人化された国立大学の授業料は国が決めた額の１割増し、来年度の場合は５８万９３８０円を上限に各大学が自由に決められるようになりました。ＮＨＫが２４日からの２次試験の出願を前に全国８３の国立大学を調べた結果、２３日までに授業料を正式に決めているのは２７大学にとどまり残りの５６大学は決めていませんでした。授業料を決めている大学でも受験生が志望校を選ぶ参考にできるようにインターネットのホームページなどで公表しているのは高知大学や室蘭工業大学など１１大学だけで残りの１６大学は公表していませんでした。この結果、全体の９割近い７２大学については受験生は授業料がわからないまま願書を出さなくてはならなくなっています。これについて文部科学省は「受験生のことを考え各大学は授業料をできるだけ早く決定し公表してもらいたい」としています。05/01/23 04:35
