今行方がわからない、といわれている人はほぼ1両目と2両目で圧迫死してしまった人たちなんだろうと思うと、たまらないものがある。阿鼻叫喚というのはこのことなんだ。それを見てしまって生き残った人たちにとってはいつまでもこの場面がフラッシュバックするんだろうと思うと気の毒。あれから国内でも二つの列車事故があった。相鉄の事故はどうも自殺かもしれない・・。しかし、常磐線のトレーラーと特急の事故の方はとんでもない話だ。あんな凶器のようなトレーラーを日常的に酒を飲んで運転し、大型進入禁止のところに入り込んであげくにぶつけたわけだから犯罪そのもの。ぞっとする事態。しかし、こうした状況は特殊なケースなんだとは考えにくい。普通にいるんじゃないだろうか。「なぁに、少しくらい呑んだって大丈夫だよ」といっている人は多分日常茶飯事なんだろう。地方に行ったら駐車場を構えている居酒屋なんて日常的に存在するし、警察はそうしたケースに対して何もやっていない。なにしろ路線バスの運転手が鞄に酒を入れていたなんてことがあったりするんだから。こうして考えるとのんびり外の景色を愛でていられなくなってしまうなぁ。
