ほぼ足りてまだ欲 その先

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インド映画

 ボリウッドといわれているインドの映画はハリウッド映画の年間製作本数をはるかに超える本数が製作されているという。この映画の影響は非常に大きくて、かつてスイスのユングフラウという山の展望台、通称スフィンクスで撮影した映画が大ヒットしてから、多くのインド人がここを目指してスイスに毎年遊びに来る。ユングフラウヨッホへ向かう登山電車の乗り換え駅、クライネシャイデックへ行ってみるとよくわかるけれど、あっちの電車からこっちの電車、こっちの電車からあっちの電車へ乗り換えるインド人観光客でごったがえしていて、一日中阿鼻叫喚の渦の中にある。
 この話を電車でたまたま乗り合わせたインド人の若いカップルに「Lonely Planet」というガイドブックで知ったんだという説明をすると、女性の方が「あ、それ知っている!〜〜っていう映画で大ヒットしたのよ!」というんだけれど、こっちは全然そのタイトルを覚えられない。
 するとこの二人がいうには古い映画で、60年代だったか70年代にできた映画で「Loving Tokyo」という映画がヒットして、その中の歌で「サヨナラ」って歌がヒットしたんだって言うんですよ。そりゃ知らなかった!
 油断がならないインド映画!