ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

新宿三丁目で丸ノ内線を降りる。

ジュンク堂に上がる。

  • 偶然COYOTE 9号を発見。吉本隆明である。それで、上野山近辺が出てくる。アメ横が出てくる。ガード下の「大統領」が出てくる。最後にあそこで呑んだのは2004年2月だったろうか。すっきり晴れていたが朝の11時のビールはブルブルっと来た。うちの先生のお気に入りである。あんな時間からあそこで呑んでいると通りかかる人が必ず羨ましそうな顔をする。そりゃ無理もない。
  • さすがのジュンク堂は圧倒的な本の揃い方で、「さ、どうだ」と迫る。金がいくらあっても足りないだろう。それにしても店の中で大声で携帯で話すのはどうにかならないものかねぇ、何もたいしたこと話しているわけでもなさそうなんだから。
  • 「幻の終戦保阪正康 中公文庫 “もしミッドウェー海戦で戦争をやめていたら”という副題が気に入らなくて、手にしないできたのだが、ジュンク堂の棚で手にしてしまって、「はじめに」をちらっと読んだ。“そんなことをするには資料と証言を用い、且つまた想像力を駆使して「もし」から派生するであろう現実を創り出さなくてはならないのだ”とし、そこから“免責となっている指導者の言動やそこに欠けていた識見、理念などが浮かび上がってくる”し、“ついには日本人と日本社会を語らなければならなくなってくる”というのである。ならばと宗旨を変えて入手。
  • 「死ぬ瞬間」をめぐる質疑応答:エリザベス・キューブラー・ロス鈴木晶訳、中公文庫2005 新訳の文庫。一度じっくり纏めて読まないと。尤もそういう本だらけなんだけれども。一連の著作は1970年頃に書かれたもののようだけれど、キューブラー・ロス脳卒中で倒れて以降、いろいろ面白いことをいっているらしい。それはどこで読めるんだろう?