ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

新宿

 保阪正康レクチャーの日。睡眠時間がままならぬ日々となってしまって、寝過ごして、会場の扉を開けたら、もう既にレクチャーが始まっていた。しかも、座席はほとんどの方が通路の手前に座ってしまっていて、奥に入ることができない。グルッと見回したら一番前があいているだけ。爺さん、婆さんも気が利かない。あとから人が来るなんて考えもしない。
 女性の社会活動家の一人として、八木あきの名前が出てきたが、どこかで聞いた名前だと家に帰ってきてから調べてみたら農村青年社に絡んだ人のようである。

 新宿三井ビルの一階にはキャノンとエプソンが入っていて比留間幹というカメラマンの写真展(給水塔)をやっているというので立ち寄ったが、どっちだったかわからず、キャノンにいったら「それはエプソンさんではありませんか?」といわれてしまった。キャノンさん、済みません。給水塔って本当に様々な形のものがあるんですよねぇ。
給水塔 比留間幹写真集

給水塔 比留間幹写真集

 京王デパートの方まで歩いて行って都営新宿線で神保町へ出る。澤口書店の文庫棚を見ていたら中公文庫の中に見たこともなかった「安田善次郎伝」なんてものを発見。100円です。
安田善次郎伝

安田善次郎伝

 底本がこれ。安田財閥安田学園、東大安田講堂、はたまたJR鶴見線「安善」駅に名を残す、あの安田善次郎です。さすがに大正時代に書かれた本ですから、読むのはなかなか至難の業でございます。そろそろ現代用語でリライトしたものがないと読み進みませぬ。
外交五十年 (中公文庫)

外交五十年 (中公文庫)

 今年になってプレミアとかいって再出版されているそうだけれど、昭和61年版。尤も底本は昭和26年の出版。
 今日わざわざここまで来たのは呑み屋で知り合った友達がいよいよ沖縄そばの店を小川町に出店したというので、それを食べたくてやってきたというわけです。
 自販機で切符を買うと二枚出てきます。一枚をお姉さんにお渡しして、もう一枚は自分の控え。
 中にいる女性が昨年、丁度一年前に僕らのパーティーに一緒に来てくれたお嬢ちゃん。旦那は奥で調理中。
 黙って、八重山そばセットを戴いて、綺麗に食べたところで、奥に声をかけると、「なぁ〜ンだ!」といいながら出てきた。だから、他のお客さんのおそばを早く調理してくださいよ!沖縄そばってほとんど食べたことがないけれど、トッピングがなかなか良い味していておいしい。
みやら製麺こちら
神田小川町3-11 只野ビル 1F