ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

詩のボクシング

 早朝のNHKテレビ BS-2で第5回詩のボクシング全国大会の様子の再放送を途中から見てしまった。12月18日に放送されたものなんだと。ふ〜ん、詩の朗読って、面白いなぁと。それにしてもこれって、ブログに似ているぞ。
 決勝に残った長野のGOKUさん(だったかな?)は自分の好きな昆虫の世界を自分の詩のバックグラウンドに持っている。優勝した北海道教育大学の橋崎さんは二浪一留の学生である自分のあるがままを武器にしていた。準決勝で敗れた大阪のきいこさんはおもろなくてはあかん、というおかあさん。もうひとりの九州の奥さんは日常のどこかに自分の世界を見つけて語る。
 これって、もう、なんていったらいいのか、全くブログの世界そのものだろ?声の聞こえるブログ、汗が見えるブログ、勢いが見える、あるいはへたれたところが聞こえる、そんなブログではないのか。
 どうやら「詩のボクシング」は楠かつのりという人がキーパーソンらしく、この人が「詩のボクシング 声と言葉のスポーツ」という本を東京書籍から出版している。こちらに公式ホームページを開いている。HPのセンスもなかなか良くて、好みかも知れない(これってどこかのできあい?)。審査員として判定をしていた嵐山光三郎、ダンカン、泉麻人なんてところの選択も、そしてNHKの番組での出演者もどこかで見た切り口を感じさせる。その裏に流れているバックボーンとは一体なんだろう。
 昨年の優勝者の林 木林(はやし きりん)さんのHPを見たら、それはそれは凄い実績。そうか、やっぱり、これだけの修行が(!?)あるのか・・・・。
 ちょっと時間がむちゃくちゃな日になってしまったが、この番組を見られたからいいとしとく。