ほぼ足りてまだ欲 その先

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危険部位除去

 アメリカからの牛肉輸入が止まっている訳だけれど、その理由はアメリカから入ってきた牛肉のパッケージに危険部位として指摘されている背骨が完璧に堂々と入って送られて来ちゃったところにある。ところで、アメリカの消費者はそんなに牛肉産業に寛大でBSEの恐怖には全然打ち勝っちゃっているのは何でなんだろうかと不思議だった。日本人の危機感は全くのもの知らずなのかと。しかしながら誰も大丈夫だとは云わない訳。自分で一次情報を検証した分けじゃないからなんとも云えないんだけれども、アメリカでも生後30ヶ月以降の牛肉についてはやっぱり危険部位は完全除去するということになっているんだそうだ。ま、それでも根本的に日本が云っているのとは違うんだけれどね。何しろ日本はそんな育っちゃった牛はダメだぜ、若い奴でも危険部位なんて少しでも付着してっちゃダメだぜ、っていっている。
 確か「危機管理意識に欠ける日本人」と昔は良く云われていたものだったのだけれど、今やなぁんにも知らないで、資本主義さえ栄えれば人間がどんなに成っても良いと思っている「高度経済成長時代の儲け邁進日本人」を遥かにしのぐアメリカ社会とでも云ってしまえるのだろうか。尤も、「これだけ改革に邁進しましたから、経済もこんなに上向きになりました」というメッセージをノー天気にも流し続ける自民党小泉バカとは好一対ではある。
 お友達に要求された撤退経費は一体結局いくら払うことになったんだっけ?