ほぼ足りてまだ欲 その先

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ビール

 今日は爽やかな天気だったからビールが旨かった。団塊世代の友人とある先生と三人で焼き鳥を食べながら美味しく呑んだ。その友人が中国に行って帰ってきたらすっかりお腹をやられて一週間ほど苦しんでいたのだそうで、再開の第一杯目だったそうである。そういえばやせたようだ。2007年になると団塊の世代がリタイアしてどっと巷に出てくるといわれている。私とその団塊世代の友人は、そのうちのなんパーセントかは大学に入ってくるだろうと踏んでいる。かつて大学生年代の頃には高度成長経済下でヤンヤヤンヤと働き回り、あるいは闘争に明け暮れ、あるいは私のようにだらだらと怠惰な時間を費やした。こうなってみるとあの時の時間の使い方がいかにもったいないものであったかと心に沁みたりする。そして、齢(よわい)60に達して、もう一度きちんと自分の興味を追求しようじゃないかと思うのではないかというのである。そして、実際にやってみるとこんなに面白いことはないということにも気づいたりする。なんたって自分が追求したいということについては横や、上から反対するやつがいたりしないのである。「これでけってぇ〜!」といえば、それで決定なのであるし、どんな方法をとって追求しようと文句を言うやつがいないのである。自分の懐具合と相談しながらやればいい。
 東京経済大学の大学院のように規定の年間分の学費を納めたらその倍の年数をかけて論文を書いてもよい、という方式のことを以前に新聞で読んで、国立でもそうした方法を採用しているところがあると知った訳だけれど、これは相当に魅力である。これからプライドを持つのもよいけれど、そうした門の開き方を検討するのも大学にとっては意味のあることのように思う。・・・と前にも書いたような。