ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

基本健康診断

 何年か前から区役所から誕生月に案内が来て近所の医者で血液検査、肺のレントゲン、心電図、尿検査をしてくれる。去年から先生についでに前立腺と便の検査をして貰っている。その二つだけが有料で他は個人負担がない。そういえば年に一度じゃなくて、半年に一回くらいはやらないとダメだよ、と昨年いわれていたことも思い出した。昨年尿酸値がちょっと高めだったことを全く忘れていた。食事のことなんか全く気にかけず、ビールもがんがんだったし、多分あの辺が問題となるかも知れない。血圧は上が120弱で下も60ちょっと。それでもそろそろどこかになんかの腫瘍ができたりしてもおかしくない年齢になりつるわけで、覚悟していなくちゃならんのだろうなぁ。受付でお話をしながらチューイング・ガムを紙にとったら看護士さんが「あ、糖分をとっちゃったじゃないの!」といわれた。あ、いけないのか。先生は「まぁ、いいか」ということで実施。どこに問題が出るんだろう・・・?
 胸の写真を見ながら今年も先生は「左に肋膜炎をやったようなあとがでているなぁ」といった。大当たりだ。小学校の時に私は何ヶ月か家に籠もって寝ていなくてはならなかった時期がある。それが多分その時期である。昭和29-30年頃のことだ。いつも浴衣のような寝間着を着て(パジャマになったのは一体いつ頃からだろうか)玄関の横の4畳半に蒲団を敷いていた。親は可哀想だと思ったのかも知れないが、小犬の秋田犬を貰ってきた。寝間着のままズックを履いてそいつを抱いて撮ってもらった写真が確か残っているはずだ。しかし、今と違って犬を、ましてや秋田犬を家の中で飼うはずもなく、部屋に寝ている私の唯一の友は電蓄からきこえるラジオだった。あれからラジオは私には不可欠となったのかも知れない。