ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

テレビの音

 ニッポン放送を朝早く聴いているとテレビの音声を赤外線発信で手元の小さなスピーカーに飛ばすという「みみもとくん」というものを売っている。「ねぇ、今なんていったの?」と一緒にテレビを見ている連れあいに尋ねては顰蹙を買っている手合いにはぴったりというものなんだけれど、残念なことにこれは音声の発信機をイヤフォンジャックに突っ込むというシステムなので、これを突っ込むとわが家の安テレビ自体からは音声が出なくなってしまう。すると手元のスピーカーでしか聴けないのでは一緒にテレビを見ている人にとっては邪魔になりそうである。
 私はどうしているかというと(やっぱり耳が遠くなっているのがわかるんだけれど)、小さなSONYの名刺型ラジオを片耳に突っ込んでいる。ただし、このラジオはVHFの12チャンネルを網羅しているだけなので、BSやらケーブルが網羅しているチャンネルではこの手は使えない。ただし、これは夜中や早朝家人を煩わせずにテレビを見ることもできるので、結構重宝している。
 私の死んだオヤジは70歳を超えた頃から本当に耳が遠くなってきていたので、遊びに行くと大音響でテレビが鳴り響いていた。自分の部屋ではあったけれども、それこそがんがんだったから、遊びに行ってもその部屋に入る気力をそがれたものだったことを想い出した。