ほぼ足りてまだ欲 その先

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都知事選挙 なんも聞こえてこない

 投票日まであと10日間になろうというのに、なんも聞こえてこない。ビラを見たのは共産党のものだけだ。全然気がつかなかったのだけれど、どなたかのブログにこんな記事のことが出ていた。

石原氏著名人頼み、紀香・北島らコメント <東京をどうする 都知事選4・8投開票> ニッカンスポーツ[2007年3月27日8時15分 紙面から]
 3選を目指す現職の石原慎太郎氏(74)の選挙事務所は26日、著名人の顔写真が入ったマニフェスト(公約集)ビラの配布を開始した。逆風を意識して「少しは反省してよね! だけどやっぱり石原さん!」と大きく書き、周囲に歌舞伎俳優の中村勘三郎(51)女優の藤原紀香(35)競泳の北島康介(24)らの顔写真と、それぞれのコメントを配した。公約の羅列となっているほかの候補者とは、ちょっと違ったビラとなった。
 石原氏のマニフェストビラには著名人8人の顔写真と、それぞれが寄せた約20〜50文字のコメントが掲載されていた。
 中村勘三郎は「江戸、東京の伝統文化をしっかり伝えてくれる石原さん、よろしく頼みますよ」。藤原紀香は「音楽・芸術・文化を大切にする石原さん期待してます」。北島康介は「石原さん、東京でオリンピック絶対やってください」。石原氏の選挙事務所は「石原の政策への要望」と強調したが、事実上の応援メッセージのような内容だ。
 勘三郎や紀香、北島以外にも、「ねむの木学園」創設者の宮城まり子氏(80)建築家の安藤忠雄氏(65)教育再生会議担当室長の「ヤンキー先生義家弘介氏(35)登山家の野口健氏(33)選対本部長を務める初代内閣安全保障室長の佐々淳行氏(76)ら石原氏と親交のある著名人が登場。かつてない逆風にさらされる石原氏に「少しは反省してよね! だけどやっぱり石原さん!」と、呼び掛けるようなビラになっている。
 石原氏の選対関係者は「ご批判はあるかもしれないが有権者にいかに関心を持ってもらうかを考えた。なぜ、石原がもう1期やりたいと思っているのか、分かりやすく多くの有権者に伝えたい」と話した。
 ビラを見た吉田万三氏(59)は「ムードや雰囲気で乗り切ろうという姿勢が、ビラに出ている。彼は自分を大きく見せるために『誰々と親しい』とか、よく言っていますよね。ビラに性格も出ている」。黒川紀章氏(72)は「過去の人ばっかりだねえ〜。(建築家の安藤氏は)石原ができないことを言っているね。僕が当選したら使ってあげよう。彼(安藤氏)も落ち目だけど」と皮肉った。

 勘三郎も庶民の味方的なイメージを売っているんじゃなかったのかと思ったけれど、中村座を建てるなんて話にはこっちだと思っているんだろうか。江戸の文化を元湘南・不良小説家なんかに語って貰いたくなんてない。藤原紀香はタレントとしては随分リベラルだと思っていたけれど、結局なんも考えていないということか。北島康介のこのコメントが本当に本人のものなんだとしたら至極視野が狭いけれど、泳ぐ時にはそんな視野がよいのかも知れないけれど、こっちはそれじゃ困るのね。宮城まりこは歳を取っちゃったからわからなくなっちゃっているのかも知れないけれど、ねむの木学園の運営に関してだけだって石原路線とどこに接点があるというのだろうか。義家先生に至っては彼の原点を考えたらここでどうして石原に乗るということになるのか、全く理解を超えている。国歌処分をやっているのはいったい誰だと思っているんだろうか。なぁ〜にが「少しは反省してね!」だ。一杯一杯反省が必要だよ、君!