今日はシアトルのSafeco球場からNHK-BSがMarinersとYankeesの試合を中継していた。Marinersはピッチャーが絶好調！クローザー、Puttsもピシャッ！城島が2ラン・ホームラン！Yankeesは全く打てず。松井も全然打てず。途中のチェンジの時に、観客席が映るとど派手な格好をした結構歳のいっているおじさんたちが横断幕を抱えて踊っている。「シアトル鹿児島県人クラブ（だったと思う）」と書いてある。あぁ、シアトルの日本人の人たちなのかぁと思ったら、その中の誰ひとりとして知っている訳じゃないし、どんな境遇なのかも知らないのに、なぜか「良かったねぇ〜！」と声をかけてあげたい気持ちにしみじみとなってしまった。多分、彼らはイチローがやってきて、城島がやってきて、松井がいる（本当は井川だっているんだ）ヤンキースとの試合で日本人、日系人がたくさん集まれる誇り高い場所が出来たことを本当に喜んでいるんだろうと思うのだ。戦後すぐに（といっても日本人が入れるようになったのは50年代になってからのことだけれども）渡米した人たちはもう80代になっているはずだ。楽しんでもらいたいものだ。
