もうなんだか今度の参議院選挙の結果は自民党・公明党連合の敗北が決定してしまったかのような気配が流れている。「これは政権選択の選挙ではないのだ」、あるいは某自民党応援団新聞の「【2007参院選】何たる選挙戦(3)世論も新聞もお盆の上の豆」に見るように、「ちょっと待ってくれ。参院選は衆院の総選挙と違って総理大臣を選ぶのが目的ではない。」「社員食堂の日替わりランチのメニューではあるまいに、くるくると指導者の顔をすげ替えてどうしようというのか。」なんてことを書いている人もいる。くるくると指導者の顔をすげ替えていたのはいったい誰だって？それに指導者っていったい誰のこと？「権力の頂点に立った」と思っているあの人のことなのか？
与党が負けそう、負けそうと伝えることによって反発して結果として与党が選挙に辛勝・・今までとなんにも変わらない、というパターンをここのところ何回も経験したことを記憶している。前回の都知事選もまさにその通りだった。応援団の常套手段と心しておこう。それにしても比例区で投票しようとする対象がふたつまでに絞れているのだけれど、そこから先の決め手に欠いている。日曜日までに決められるだろうか。
