ほぼ足りてまだ欲 その先

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山口2区衆議院補欠選挙

当日有権者数:308,017人
投票者数:  212,540人(有効投票数:210,752票)
投票率:   69.00%(前回69.07%)
下松市、岩国市、光市、柳井市周南市第二、周防大島町、和木町、上関町、田布施町平生町
山本繁太郎:94,404票:自民公認公明党推薦の山本繁太郎は偽装耐震事件当時の国土交通省住宅局長。国会の議事録を彼の名前で検索すると多くの彼の発言を見ることが出来る。
平岡秀夫:116,348票:民主党公認、社民党推薦の平岡秀夫は1954年1月14日山口県岩国市生まれ。東大、大蔵省官僚。1998年末に岩国に法律事務所を開設。1999年岩国市長選に敗退。2000年6月の衆院選挙で佐藤栄作の息子佐藤信二に勝利。2005年9月の衆院選挙では選挙区で破れ比例当選。

  • 「福田政権への強い警告だ。衆参ねじれ下で初の国政選となった衆院山口2区補選で民主党が勝利した。政府・与党は「直近の民意」に率直に耳を傾けよ。さもなければ、政権はいよいよ行き詰まる。(東京新聞社説2008年4月28日)」
  • 「首相として何を実現したいのか。政治意思を明確に示し、指導力を“発信”しなければ、内閣支持率も好転しないだろう。民主党も、一般財源化の実現に向け、与党と協議を続けるべきではないか。審議拒否をしても政権担当能力を疑われるだけだ。(読売新聞社説2008.04.28)」
  • 「再議決で暫定税率が復活した場合、原油高を背景にガソリン代が失効前の水準より高くなる状況も予測される。一時的な値下がりを歓迎していた消費者には、不満や失望も生じるだろう。それでも、正常な形に戻すための再議決であり、国政に責任を持つ立場として避けられないことを政府・与党は丁寧に説明する必要がある。(産経新聞 主張 2008.04.28.0240)」
  • 内閣支持率が低迷する中、後期高齢者(長寿)医療制度やガソリン税の復活方針など身近な生活課題に対する有権者の不信や怒りを如実に反映した結果だ。「ねじれ国会」で民主党の攻勢は一層、強まろう。福田康夫首相は敗北を謙虚に受け止め、政権運営のあり方を反省すべきである。(毎日新聞社説2008.04.28.0時43分)」
  • 「主要な争点となった後期高齢者医療制度と道路財源問題で、首相ははっきりとノーを突きつけられたといっていいだろう。保守王国・山口で総力戦に敗れた事実は重い。これを一選挙区だけの民意と考えてはなるまい。医療も道路も見直すべきは見直す。その謙虚さと柔軟さが求められていると肝に銘じるべきだ。(北海道新聞 社説 080428)」
  • 「補選はあくまで補選、永田町では既定方針通りというのでは、総選挙に期待する民意が広がるばかりだろう。(朝日新聞 社説 080428)」
  • 山口県知事らは揮発油(ガソリン)税の暫定税率は復活してほしいと言っており、これも民意だ(自民党伊吹文明幹事長(産経ニュース2008.4.28 09:38)」

 多分自民党はまだ気がついていないのかも知れない。この候補者で勝てると本当に思っていたのだろうか。このままでいたら時代の流れからもっとずれていくのだろうに「面子」にこだわっていたら取り返しのつかないことになるかも知れないという点に気がつかないのだとしたら時代に取り残されていくことも考えられる。