ほぼ足りてまだ欲 その先

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投票率

 読売新聞(2007年7月30日11時57分)によると今回の参議院選挙の投票率は選挙区選が58.64%、比例選は58.63%なんてレベル。とはいえ、「2004年の前回参院選を、選挙区選で2.07ポイント、比例選で2.09ポイント、それぞれ上回った」というのだからわが日本国民はよっぽど民主主義社会に暮らすということを放り出している訳である。同じ記事には「与党内からは「事前予想より投票率が高かったことが響いた」(自民党幹部)などと、投票率の影響を指摘する声が相次いだ。公明党幹部は「厳しい結果だ。投票率が思ったより伸びた」と述べ、投票率の上昇が敗北の一因となったとの認識を示した」と書いてある。ちょっと見過ごしそうだけれども、とんでもない話で、わが国は国民が政治に参加しないということを前提にこうした政権が成り立ってきたのだという訳だからなんともはやである。私の友達のひとりは、彼自身は期日前投票するくらいで毎回投票して義務を果たしているけれど、「棄権をするという権利もあり得るのだ」とする。私は棄権する権利なんてものは存在しないと思っているし、それならば白票で投票すべきであり、投票行為をしないということは白旗であり、なんでもいうことを聞くということなんじゃないかと愚考する次第。