ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ついで

 人と会う用事があって炎天下を出かけた。約2時間後、えっ!と思うような結論で、びっくりし、外に出たらまた暑さに当てられ、しばし呆然と歩く。三越に入って親戚に季節の挨拶を送る。ふと見上げると夏の空だ・・。暑い訳だ。地下鉄二駅分を歩いた。たまには歩かないと。ちょっと、ほんのちょっと伊東屋に入った。9階のギャラリーを覗くと何故かシルクスクリーンの絵と焼き物が並んでいる。この作家の方は両方に造詣が深いらしい。シルクスクリーンも良いし、並んでいる器もなかなかなもので、好きなタイプ。勿論買うなんてことはできない。なにしろ金はないし、置くところだってない。じっくり見ていたいのだけれど、どうもそこにこられている奥様方が縦横無尽に歩かれて落ち着かない。後ろ髪をひかれながら辞する。7階でいつも山積みになっているはがき絵用のはがきが(私ははがき絵なんてものは描かないが普通にはがきとして使う)払底している。どうしたのだろうかと見ていると店員さんの話し声が聞こえてきて、しばらくは入手困難だという。会社が作らなくなってしまったのか、何か都合があって取引できなくなっているのか。ステッドラーの三角形の筆記用具を2本補充。鉛筆と太い芯とそのホルダーを入手。これは恩師が本を読む時のチェック用に使っておられると聞いて、やってみようと思い立った次第。2階まで降りるとこの前会った若者が働いている。挨拶をして万年筆用の便箋とはがきを買う。ここまで全てメルシー券利用。とうとう積年のメルシー券を使い果たした。さぁ出ようと思うと中二階でペリカンフェアを大幅に開催中。動けず。動けず。そのまま帰れば良かったのに。教文館で週刊誌のバックナンバーを入手。昔から何回も入っているが決してなじみにはなっていない蕎麦屋にはいる。あまた張り出してあるメニューの短冊を今日はゆっくりと眺め回し、いつもろくすっぽ見ずに注文する蕎麦トロは止めにして、魚天丼にする。魚天丼という割には南瓜とシシトウが入っていたのは嬉しい。みそ汁はオクラと豆腐というなんともユニークなもので、これはいける。天丼の具にやっぱり穴子が入っている。昔、自分が子どもだった頃に穴子の天ぷらを喰って覚えているあの味がした。実は天丼は滅多に食わないがひとりで結構喰っているのだ。身体のことを考えるとあんまり食べてはいけないはずで、そんな事情を知っている人が一緒だったら食べない。いつものところで友人と落ち合って古い話に花を咲かす。何故サッカーのJリーグはここまで来たのに、バスケットのプロリーグはこんなろくでもないことになってしまったのか、何故ラグビーナショナルチームは胸に「リポビタン」と書いたダサイジャージーを着て国際試合を戦うのか。
ついでが長い。