ほぼ足りてまだ欲 その先

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二つ目の会

 いつもお世話になりっぱなしの方からお知らせをいただいて浅草・東洋館(昔のフランス座)に今年二つ目になったばかりの立川談奈の会に寄せて頂いた。談奈とはまた面白い名前。聞くところによると前座の時からいろいろゲストを招いてはこうした会をやってきたそうで、よっぽどまわりに恵まれているのだろうか。この日は快楽亭ブラック木馬亭で会があったんだそうで、実は彼はブラックが立川流を除名されるまでブラックの弟子ということになっていた。どうもいろいろと恨みがあるみたいで、まぁ、そりゃそうでしょうね。
 いろいろと宣伝が行き届いているのか、200ちょっと入ると思われる東洋館が満席である。前座が講談の神田蘭、ゲストは漫才のキャン・キャン、モロ師岡、師匠の左談次。談奈は金明竹ちりとてちんの二席を汗を拭き拭き演じる。勿論まだ二つ目なんだから穴だらけだけれども人前で演じることは必ず勉強になるはず。それでもひとつひとつ反省をしてその場で改めていかないと流されていって仕舞う。左談次は昔からの照れくさがりがそのまんまなんだなぁと久しぶりに見てそう思った。モロ師岡の話はいつものことといいながら好きなんだなぁ。楽屋に元ナンセンストリオ前田隣が来ていたそうでその音頭で手を締めた。
 同行のメンバーで一杯呑むうちにいつものたまり場に主が帰ってきたというのでワインとビールを持って合流。通りかかった若いカップルを呼び込んで話が盛り上がるうちにまたひとり合流してきて夜半過ぎまでおだをあげる。