天木直人のブログ（こちら）にも書かれているけれど、鹿島建設がキャノンの大分工場建設にかかわる使途秘匿金を伴う疑惑は今月の10日前後にマスコミを賑わし、キャノンの御手洗会長は「関係ない」と会見で発言。しかし、大分県知事が微妙な発言をした。ところがその後、この疑惑については何も流れてきていない。ぱたっと消えてしまった。その間、防衛省の守屋疑惑はどんどん、後から後から細かい話が流れてくる。考えてみると、あっちの事件はマスコミにとってはなんの痛みもないどころか、これを角には正義を振りかざすという意欲を満足させることができる。それでも正解に必ずや及ぶであろうと思われていながらそっち方面はぱったりだ。こっちの疑惑はこれ以上追えば必ずやスポンサーを失う可能性をすぐに抱えるわけだ。民放や新聞は何も手が出ないと云うことなのか。天木のブログを見るまでは危うく私も忘れるところだった。誰か、この裏を書いてくれないかなぁ。
