社会保険事務所と一緒でこっちからいっていかないと何もしないということなんだろうなぁ。先日のマクドナルドの直営店店長の管理職扱いは不当という東京地裁（斉藤巌裁判長）の判決は非常に画期的ではないだろうか。しかし、まだ一審だ。マクドナルドがそう簡単に諦めるとはとても思えない。しかし、直営店は良いけれど、フランチャイズ店はどうなるというのだろうか。読売新聞は社説で「日本マクドナルドに限らず、今回の判決を受けて、労務管理の見直しを迫られる企業もあるのではないか（2008年1月29日02時08分 読売新聞）」といっているけれど、あたりきしゃりきで、この類の店舗展開をしているところのほとんどは怪しいだろう。で、先日のコナカの件は従業員と会社側とが金を払うことで合意したそうだけれど、こんな時に同じような経営形態の各店がどうなっているのか、労働基準監督署は管内のそうした企業の立ち入り検査なんてやらないのだろうか。そんなことをやっていたらどれほど職員がいてもやれないということになって、大きな政府を否定する今の社会の中ではなり得ないということになるのだろうか。どんどん内部告発をしていかないとこういう状況は改善されることはないということだろうか。空出張を振り回していた部長を社内の管理部署にひと言漏らしたらそいつが飛ばされたなんてことがあったりしてようやく内部告発だったりするのだろうか。
儲けるためにはどこかで悪い、あるいはずるいことをしなくちゃならんということで、それが嫌なら高い金を払ってもらおうじゃねぇかということなのだろうなぁ。あんなに長い時間営業していて単価があんなに安いと云うことはそのババをどこかに押しつけているからなんだろうからなぁ。
