午後一番からワイン二本と自家製つまみを持って家を出る。友人が桜満開の公園のほとりにあるとあるお宅の屋上をお借りしていて、じっくり花見酒と洒落る。豪州ワインを何本もお持ちになった方がおられてみんなでテイスティングとなるのだけれど、全部試すまでにあっという間に気分良くなってしまう。どうやらできるだけクセのない物をお選びいただいたようでクイクイと呑めてしまう。だから全部試した頃にはすっかりできあがってしまう。おいしい烏賊の鉄板焼きを戴いて、なんだか桜を良く覚えていない。染井吉野に真っ白くて葉が少し出ている大島桜が混ざっていて綺麗である。
場所を改め、またいつもの様な呑み、唄い、喋る数時間を過ごす。今年の桜はこりゃ全くの話十分に楽しんだ。