ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

河野太郎がメルマガで

総理の突然の辞任と総裁選挙の狭間で、日本はNSG原子力供給国グループ)の臨時総会でNPT(Nuclear Non-Proliferation Treaty=核拡散防止条約)に加入していないインドを例外扱いする米印原子力協定に基づく原子力関連のインドへの禁輸を解禁することに賛成した。

と報告している。これは驚くべき態度であるといわざるを得ない。あのウラニウムを輸出産品のひとつとして抱えているオーストラリアの労働党政権ですら、NPTに加盟していないインドに対してウラニウムの輸出は許可しないと宣言している(とはいえ、今週インドで政府高官レベルの会談がもたれることが怪しいといえば怪しいが)というのに、この非核三原則を高らかに宣言し、核兵器撲滅を訴えるべきこの日本という国が何故、今小のタイミングでこの先何をするのかわからない態度にいるインドに協力するというのか。
 その裏は日本国内で仕事を確保できなくなってきた原子力関連重機産業のための政策転換ではないのか。
 高村外務大臣の見識を疑うと共に、こうして何にもやらない自民・公明連立内閣の存続を阻止しなくてはならないことは明確じゃないか。霞ヶ関社保庁といい、外務省といい、厚労省といい、みんなむちゃくちゃだなぁ・・・。