ほぼ足りてまだ欲 その先

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あの人は今

 昨日の晩、いつものように布団に横になってから携帯ラジオでどこかのテレビの音声を聞いていたら衆院岐阜1区の話になっていた。例の野田聖子佐藤ゆかりの一騎打ちが行われた選挙区だ。この辺に疎い私はとうの昔、今年の早々に佐藤ゆかりが東京5区に拠点を移していたのを忘れていた。自民党から追いやられたはずの野田聖子自民党本部から肝いりで降り立った佐藤ゆかりだった。ここまで地元の後援会を頼まれ「岐阜に嫁ぐ気持ちでやってきました」という佐藤ゆかりをここまで支えてきた人たちにとっては、ころっと話はひっくり返って、もう自民党じゃないんだからと思っていた野田聖子が公認されることになり、自民党幹部は佐藤ゆかりについて「岐阜から嫁に出すつもりで送り出してやってください」といわれたんだという。冗談じゃない。あっという間に東京に国替えしてしまった佐藤に置いてきぼりになった岐阜1区の地元の後援会はどうすればよいのか。佐藤ゆかりのように「はい、さようなら」というわけにはいかないのだ。自民党政治家としては恥の上塗りといわれる元幹事長が「♪おてぇてぇつぅないでぇ〜」と胴間声を張り上げる恥ずかしいイベントなんかでなんでも終わるわけがない。
 成績優秀で知られたエコノミストは必ずしも政治の世界に向いているとはいえないことを証明しているだけでなく、自民党のやり方がもう本当に選挙のための政治でしかないことを露呈しているだけだ。これでもこの政党に政権を持たせて大丈夫だと判断するのは無茶というものだろう。