ほぼ足りてまだ欲 その先

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上司ランキング

 サンプル数がどれほどでどんな調査だったのかわからないからその信憑性はまったく論議できないのだけれど、こんなデーターがmixiの袖に出ていて面白かった。自分はどうだったのか、自分が仕えた数多い上司の中で最悪だったあの人はどう該当するのかをぶつぶついってみようかと思う。
gooランキング - 09月17日 10:10
「こんな上司にはついていけない!」と思う上司ランキング

  1. 部下の評価に自分の「好き嫌い」が入る:自分がどうだったのかというのは甚だはっきりしない。しかし、今すぐ思いつく例としてはルーティン・ワークをやらないでぶつぶついってばかりいる奴はいやだったなぁ、ということ。逆に自分がそうだった頃もあったかも知れないという気持ちはする。上司の中にはそれまで一緒に仕事をしたことがないのに、一緒のセクションになるときに既に評価を決めつけている上司は最悪だった。最初から鉄下駄を履かされていたみたいなものだ。
  2. 自分の間違いを認めない:私自身は自分の間違いに気がつかなかったことはあったかも知れない。しかし、気がつくと笑ってごまかせ、だったかもなぁ。リスクを回避する方法を知らなかったなぁ。上司の中には凄い人もいた。まさに今回のロシア人相撲取りじゃないけれど、最後まで俺は間違ってないと言い張ってうやむやにするタイプ。彼はオーストラリア人と英語の使い方について論争をし、最後まで自分の間違いを認めないという凄腕。
  3. 部下が失敗したとき責任をとらない:私はこれしかろくに出来るものはなかったので、これについては自信がある。尤も「それは私の責任です!」といったら「おまえの責任では賄いきれない」と突き放されたときには参った。しまいに夜中までかけて作り直してつじつまを合わせるのは大得意だった。大事故が起きたときに夜中に現場に電話をかけてきて、社長まで責任が及ばないように始末しろといった副社長だけは今でも許さない。
  4. 気分屋:これは私には全く自信がない。管理職研修中にシミュレーションをした時点で既に研修仲間から「熱心さにむらがある」と評価されてしまったくらいで、そこから下降線に入っていったことを想い出す。
  5. 人の話を聞かない:これは人間性に起因するところ大で、その人がそれまでにどんな人生を過ごしてきたか、が如実にわかる。周りの人間を信用できない状況に育ってしまった人は「人の話」は聞かないね。私はカウンセラーに向いていないといわれるほど、静寂が怖いばかりに相手が黙りこくってしまうと喋ってしまうタイプなので、その結果人の話を聞こうとしていないと見られてしまうことが多かったような気がする。説明することや、主張することの苦手な人のことを慮ることが出来ない。尤もそれを考えるだけの時間的余裕がなかったのかも知れないなぁ。翻っていくら説明しても頭の中に持っている概念を見直そうとする気持ちのない上司と組むとこれはもう諦めるしかない。しかし、諦めるしかないといっても他に収入があればよいが、概ね殆どのサラリーマンはそんなものがないから暮らしていくためには出世を諦めてしがみつくしかなくなる。この場合会社にとってはどっちが残った方が機能するのかという問題があるのだけれど、どうしても声の大きい、つまり立場が上のものが残ることになる。私の友人の今の会社は社長が他部門から横滑りしてきた男で業界のことがわからないから、就業規則のことばかりを突っついていて、それがうるさくて仕事に集中できない状況が生まれつつあるという。こういう場合が一番始末に悪い。側近は今の立場を捨てたくないので本来いうべき言葉を突きつけずに、そりゃおかしいよと思いながら露払いをしている。結局太平洋戦争に突入していく帝国陸軍を繰り返す。
  6. 自分が忙しいとイライラしている:自分はまさにそのままだった。ぶつくさぶつくさ独り言を言い始めると周囲に指摘されていた。そこへ行くとお母さんの介護があるからと海外赴任を断って出世街道から降りたあの上司はいつでも冷静だった。
  7. 優柔不断:天秤座なのでそうなんだといっていたけれど、周りはいらいらしただろうなぁ。結論を出すのが下手だった。上司の中には本当に見事に決断する人がいた。この人にはどこまでもついていって大丈夫だなぁと心の底から思った。しかも彼は実にフェアだった。
  8. 社内調整が下手:身内に対して粘る、食い下がる、説得するというのが下手くそだったので、屡々ケツをまくって帰ってきてしまい、周りにその収拾を頼んだりしていたから相当に下手。客先に行くと我慢が出来るのに、身内だと思った途端にそれが出来ない。だから社内評価はがんがん下がる。体制をこうしたいと思うと、それを理解できない奴はバカだと突き放す。へたっくそだった。
  9. 部下の長所や短所を理解していない:この辺はよくわかっていたと自分では思っていた。突っ走らせて大丈夫な奴か、フォローしないとめげてしまう奴か、この部分は自分が掬(すく)っておいた方が良いなとかの判断はしていた。
  10. 褒められない:「部下の評価に好き嫌いが入る」に通ずるところがあるのだけれど、うまくできて大威張りな奴と、謙虚な奴とがいたら後者を大げさに褒めたかも知れない。感情的になってしまう。浪花節で仕事をやるなといいながら自分が浪花節で人と接していたような気がする。だから酔っぱらうと演歌になっちゃっていたんだろうなぁ。
  11. 仕事中に私用をしている:私はした。もう残業代がつかない立場の時期に残業時間中にやっていた。尤もこれは残業代に代わる待遇をしているんだということになるんだろうけれど、残業がつかなくなったら役職手当がついてもそれまでの収入から激減したのはショックだった。今でいったら「なんちゃって店長」状態。確かに会社のエネルギーを無断使用していたことにはなる。ボランティア活動の資料作りには会社の設備は重宝した。しまいにファイルを2-3枚くすねてきたのをうちに遊びに来た女子社員に見つかって評判最悪だった。あれは横領だ。最悪上司だった人は個室で仕事中にしょっちゅう寝ていたし、昼休みに証券会社に行ったきり帰ってこなかったこと数知れず。