ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

多分その気

 65歳になっても自分がいいたいことをいって良い場なのか、そうでないのかが判断できない人がいやしくも政治家を標榜すること自体がそもそも間違っているのであるが、そうした過去を持つ人を軽々しく大臣に据えること自体が間違っている。だから、「誠に残念だ」とコメントした総理大臣に対して、マスコミは「何が残念なのか」をはっきりとインタビューで引き出さなくてはならない。あの65歳があぁした一連の発言を連発したことを「残念だ」というのか、自分の思い至るところをいっただけなのにすぐさま辞めることに至った価値観の相違について「残念だ」といっているのかは全くさかさまなことだ。
 つまり、この辺の判断がつかない、そんな程度の人間を12万人の有権者が支持して前回当選している。この人達は彼がこうした人間性を有しているということを分かっていたはずだということになる。前回の選挙では次点の民主党候補者はたかだか5万票強を得たに過ぎない。しかし、これは彼の選挙区だけに起きたことではなくて、日本全国に存在するのだと考えるべきだろう。
 そして彼は「それでも日教組を解体する」と言い続けるが、多分彼の頭の中にはこうした主張を繰り返すことによって、来るべき選挙戦に備えて「骨のある人」というイメージが作られると思っているのではないだろうか。そんな程度の考え方で選挙対策になるのだとしたら世の中単純だ。今度の選挙の結果が興味深い。
 それとも今度は片山虎之助が当選して復帰したら、中山成彬は落選してもテレビ朝日の「TVタックル」で拾って貰ったらいいのではないだろうか。宮崎一区はどうなるのだろうか。