ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

あ、そうなんですかぁ・・・

 先日、ひとつしかないATMで延々と振り込みを続ける人に我慢できなかった話を書いた。そうしたら「非破壊編集」さんから周りに気を遣う人が少なくなってしまって、これくらいのことは平気でやる人がいますよ、と教えていただいた。そうなのかぁ・・とうつむいた。
 連れあいと話していて、かつては良く電車の中で座っているときに重い荷物を持っている人を見たら「お持ちしましょう」といって開いている膝に見ず知らずの人の荷物を抱えて差し上げたものだったなぁ、そうしたときの荷物って概ね風呂敷包みだったもんだ、と思い出した。電車もゆっくりと走っていたが皆さんの荷物も布きれ一枚で包んでいたものだ。すると大きさが膝に抱えやすい大きさになる。今のようにやけに横幅のある鞄や紙袋を持ち込まれると膝から横へはみ出す。自分でもそんな鞄を抱えられない始末だ。しかし、網棚にあげるわけでもない。今や網棚だってない車輌すらあるものなぁ。
 いくつものデパートでの買い物のプラスティック・バッグをぶら下げて入ってきてそのまま座った自分の横に置く人は多い。ひとまとめにすれば持てるというのに、いちいち買い物をして別々の袋に入れて貰ってくる。実はあの人達は過剰包装がサービスだと思っていた時代をそのままぶら下げている。そして売る側もとにかく袋に入れるのがサービスだと今でも思っている気配がある。
 欧州あたりに出かけたりすると国にもよるが「頂戴」といわないとプラスティック・バッグに入れてくれたりはしない。そもそも私は必ず何かしらバッグを持っているし、その中には必ず木綿の袋を入れているので、今や殆どそれ以外の袋を必要としない。できることならば電気製品を買ったとしても梱包すら欲しくない。しかし、持って帰るときにはそれは重宝する。
 袋の一つや二つが減っても大して効果はないといってしまうとそれではゴミの減量はいつになっても解決されない。だから殆ど目には見えなくても良いから、そうしていく予定。そうやってひとつの袋で全部をまとめると電車の中でもあんまり邪魔にならない。