ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

買い物

 私は原則として食い物以外を買ったときには袋は要らないという。書籍に至ってはどこのチェーン書店もカバーをしようとするし、必ず薄っぺらいプラスティックバッグに入れようとする。私は最初から「そのままください」という。それでも「ハイ」といいながら書店のキャッシャーの人は無意識にカバーを掛けようとするし、無意識に袋に滑り込まそうとする。だから見張っていないといけない。そういう行為に出ようとする兆しが少しでも見えたら「そのままで!」と間髪入れなくてはならないからだ。
 なんでかというと、そういうプラスティックバッグはまったく家に持って帰ってもただただゴミになるだけだからなのだ。家のゴミを出すための袋としても役に立たないし、捨てるしかないからだ。
 袋になるようなバッグを抱えている人ですら、一冊の本を買ったらそのまま与えられるままに薄っぺらいプラスティックバッグに入れられたものをそのままバッグの外にぶら下げているけれど、その一冊の本はバッグに入れたら終わる。
 デパートで買い物をしたら「私はこれこれ、こういう有名デパートで買い物をしました」といって歩きたいのか、必ずあの手提げのついた紙袋に入れて貰う人がたくさんいる。中にはいくつもの袋を重ねて手にして、電車の座席にそれを並べている馬鹿者までいる。そんなにたくさん高級デパートなんかでものを買うお金持ちなら、タクシーにでも乗りなよ!といってやりたい。
 そんな細かいことどうでも良いじゃん!という人はたくさんいる。それはそれで良い。ご本人がそう思うんだから。ただ私は店から家までの運送にしか使わないものを要らないというだけなのだ。できることなら、昔のように食品だって、自分ちの容器を持って行ってそこに入れて貰いたいくらいだ。サラダや、美味しそうな揚げ物を買いたいのだけれど、自分のタッパウェアーか、密閉容器に入れて貰いたいくらいだ。そうすれば余計なゴミが出ない。
 そうするとそういう包装容器の生産で飯を食っている人が困るということをいう奴がいる。そりゃしょうがないから転職してください。買い物袋代わりのトートバッグ生産は如何?