旅行のガイドブックといえば「Lonley Planet」がとても詳しくて、使いやすいというのはほぼ多くの方から同意を得られるに違いないと思っているのだけれど、もうひとつとても好きなのは「Eyewitness Travel Guides」のシリーズ（こちら）である。こちらはカラフルで図解入りであり、旅先に出かけないとしても、見ているだけで面白いというくらいのもので、なんとなく妹尾河童が書いたガイドと思えなくもないというくらいに面白い。こちらも「Lonely Planet」はひとつの国を一冊に放り込んだものもあれば、その中の一都市、あるいは一地域に限ったものやその地域の限定でトレッキングに的を絞ったなんてものまであって、それはそれは店頭で見ていてもなかなか飽きないのだけれど、こっちもまたひとつの国を一冊にしたものがあるかと思うと、都市に限定しているものもあったりするから目的にあわせて持って行ける。
ただ、「Lonely Planet」に比べて大きな欠点はなにしろ盛りだくさんなのでちょっと重量が重いということではないだろうか。尤も（根拠は全く何もないけれど）それがびっしり詰まっているという充実感を感じさせる。
「Lonely Planet」は結構マメにヴァージョン・アップされていて一番新しい版を持っているということは相当に重要だ。近年出版されている日本語版がいくつかあるのだけれど、あれはその辺のヴァージョン・アップはどうしているのだろう。日本語版といえば「Eyewitness Travel Guides」も実は過去に日本語版が出版されたことがある。全く売れなかったのか、今ではもう売られていない。古本屋で当時のヴァージョンを見つけることがある。
日本語のガイドブックはこちらのプロに教えていただいた「旅名人」シリーズが気に入っている。
