ほぼ足りてまだ欲 その先

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映画

 最近映画館で映画を見ていないのだけれど、そういえばそろそろ「Into The Wild」を名画座レベルでやるだろうと探したら、1月24日(土)〜2月6日(金)に飯田橋ギンレイ・ホールにかかることがわかった。しかし、なんと二本立ての相方が「The Fall(落下の天国)」で、多分これが私が最後に見た映画なのだ。なかなか面白い組み合わせだと思うけれど、折角なんだから見たことのない映画との組み合わせだったら良かったのに。
 ここの所「見たいな!」と思う映画に行き当たらない。「X-File」も観てしまったんだけれどこの類は映画館に行かなくてもいつか観られればそれで満足できそうだし、これはどうしても観なくては、というものを思いつかない。次は2月28日公開だという「Australia」だろうか。それにしても上映時間2時間45分(と聞いた気がする)となると家では気が散って多分観ていられないだろうと思うから映画館に行こうと思うけれど、途中で休憩でも入れてくれないとトイレが心配。生まれて初めて上映時間の途中でトイレに立ったのは「The Towering Infelno」でこれが2時間35分だったのだけれど、あの時はまだ20代。60代となってしまった今となっては2時間45分を堪えられるような気がしない。
 しかし、オーストラリアの、それも戦争前後の話をニコール・キッドマンヒュー・ジャックマンが出演して、それを東宝が配給して日本全国で公開されるというのはなかなか興味深い話だし、これをきっかけにあの戦争前後に日本がどのように豪州で見られていたのかというあたりに興味を持ってくれる人が増えるとこの映画の意味が大きくなるだろうとこれまでとは違う展開に心躍るような、心配のような気がする。
 米国では「FOUR CHRISTMASES」(こちら)というコメディーがヒットしたらしいけれど、確かにこんな状況下のクリスマスにはこの種のばっかばかしいお笑いが一番かも知れないねぇ。多分この映画日本で公開されたとしても来年だろうから興ざめかも知れないけれど、もし一年後がまだこんな状況だったとしたら観ても良いかも知れない。それにしても感謝祭やクリスマスの移動でトラブちゃう話というのはシリアスにしろ、ばっかばかしいストーリーにしろ随分昔から映画の題材になってきた。
 フロリダに住んでいる友人が先日日本に帰ってきたときの印象をメールしてきて、日本がこの時期クリスマス一色になっているのに驚いたという。アメリカにはクリスチャンだけがいるわけではないし、ユダヤ教徒イスラム教徒もいるわけだからそうはならないというのだ。これはびっくり。そんなこといったら日本のクリスチャンなんて国民の1%にしかならないんだぜ。