いわゆるクリスマス・カードももう送ったり、送られたりすることがほとんどなくなりました。日本の年賀状と一緒です。現役サラリーマンだった頃は海外の企業とのつきあいがかなりありましたので、その準備はそれはそれは大変でした。宛先によって、職場の誰がサインするのか、トップのサインまであるべきかを考え、リストアップして、投函日までに全員のサインを済ませなくてはなりません。かなりの負担になる行事でした。
近頃は送られてくるカードに、「Merry Christmas and A Happy New Year!」なんて書いてあるものが減ってきていました。それはこの時期、あいてはクリスチャンばっかりじゃないわけで、ユダヤ教だってお祭りがあるし、ましてや仏教徒の人たちや、イスラムの人たちだってたくさんいるわけで、「Happy Holidays」だったりした方が間違いが少ないわけです。
だから、クリスマス・カードといっちゃいけないんですね。「Season's Greetings」ともいいますね。これ、わかりやすい。「季節のご挨拶」でございますねぇ。
そういえば、昔は「寒中見舞い」とか「暑中見舞い」のハガキを書く習慣もございましたよねぇ。今や全く見なくなりましたが。
そういえば昨日、年賀欠礼のハガキを友人から貰いましたけれど、なんと12月に95歳のお父様を亡くされたというのですが、8日に彼には逢っていますから、それから昨日までの間になくなられた、ということでしょうか。
そういえばつれあいのおふくろさんはやっぱり年末に他界しています。告別式を年明けにしました。すると、その日に岡山の従兄が急死したという電話が入り、取り急ぎ葬儀に参列したら翌日が関西淡路大地震になってしまって、すぐには帰ってこられなかったことを想い出しました。もう24年近く前のことになりました。