ほぼ足りてまだ欲 その先

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日本人だった

 Fedexの貨物機が成田でひっくり返って二人の搭乗員が亡くなった。不安定でよく知られたMD-11というダグラスの飛行機だった。昨日の朝テレビを見ていたら、出先でテレビの画面を見ていないという元日本の民間航空会社のパイロットだった人が電話で出てきて「MD-11ですよね?」とこの機種だったら、というニュアンスの発言をしていた。今になってどこかの方が「あの飛行機は玉乗りをしているように不安定」という発言をしていた。
 Fedexの記者会見はなんと英語だった。しかし、その人の英語はどう聴いてもネイティブの英語ではないが、日本での会見に英語で答えているのだから多分日本人ではなくて中国の人だろうなぁと思っていたけれど、あとで他局のニュース知ったのは彼はどうやら日本人の名前だった。しかも、搭乗員の略歴についてもプライヴァシィーの問題があるからといって公表しなかった。可燃物が搭載されていたのではないかという質問に対しても公表できないと拒絶した。
 それにしてもなんで英語だったのだろうか。米国マスコミがいる可能性は充分あるけれど、そのためとは思えない。Fedex社の幹部がその会見で彼がなにを語るのかを通訳なしでその場で理解できるように英語で会見しろといったのだろうか。Fedexという企業のスタンスが推察されるような気がする。
 私のような年齢だと、こんなところに「なんだ、まだ駐留軍のつもりでいるんじゃないのか」と思ってしまうのだ。