ほぼ足りてまだ欲 その先

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Echika

 新宿のレクチャーに行く。今年の第一四半期が今回で終了。今日の話はレクチャラーのの考え方のキーポイントだったといっても良いかも知れない。面白い話だった。
 彼が今日引用していた文献のひとつがとても興味深いもので、警察予備隊が組織された時に「太平洋戦争の悲劇からなにも学んでいない」旧軍将校について評してある部分だった。
 誰の文になるものかと思ったらこれだ。表紙の写真を見て思った。どこかで見たことがある。やっぱり書棚から出てきた。訳者まえがきによるとどうやら最初にこの訳書が刊行されたのはサイマル出版会で1969年のことらしく、中公文庫からシリーズ全八巻の八巻目として1999年に刊行されたもののようだが既に絶版となっている。今アマゾンで見ると最も安くて1,173円で売られている。3年前の新宿京王百貨店の古本市で入手したもので1,260円のタグがついている。このシリーズは随分昔に第四巻の「日本国憲法誕生記」佐藤達夫を興味深く読んだので、多分予備知識なしに買ったものと思う。この第一巻は「東京‐ワシントンの密談」で宮沢喜一著であるというので興味がある。見つけたら即買うだろう。

日本再軍備‐米軍事顧問団幕僚長の記録―シリーズ戦後史の証言・占領と講和〈8〉 (中公文庫)

日本再軍備‐米軍事顧問団幕僚長の記録―シリーズ戦後史の証言・占領と講和〈8〉 (中公文庫)

 池袋に回って書類をもらおうと西口から地下通路を歩いていくといつもは誰も彼もがつまらない顔をしてとにかく先を急ぐのに、やけにのたりのたりと歩く人ばかりで、いつもは決していない乳母車を押した家族三代の三人組という人たちがあっちにもこっちにもいる。
 おかしいなぁと思うとこれまでベニヤ板で囲われていた部分が全て取り払われて綺麗なお店が並んでいる。綺麗すぎて今までの雰囲気との違和感が大きい。とうとうQBは蹴散らかされてしまったのかと思ったら一番端っこに移っていた。これをEchikaとかいうのだそうだ。新学期になって学生が溢れたらどうするんだろう。