NHKの“プロフェッショナル 仕事の流儀選「笑いの奥に、人生がある〜落語家・柳家小三治」”を見てしまった。2008年10月14日に放送されたものだそうだ。柳家小三治、68歳。去年の8月の昼席のトリの日々を見せてくれた。リウマチを病んでこの方、辛そう。そうかぁ、あの小三治ももう68歳にもなるんだ。自分が歳ぃとってきても当たり前だ。
「プロフェッショナルッてぇのはすごいもんなんだなぁと思ったけれど、そういう人は多分自分ではそんなこたぁ思ってなくて、無我夢中なんでしょうねぇ・・。」
あ！・・まいったなぁ・・・。この俺は無我夢中で仕事をやって来たことがあっただろうか、とゾクッとする。毎日毎日夜遅くまでケツを叩かれる思いで仕事をしていた日々があったけれど、あれは本当の無我夢中だったんだろうか、と。
無我夢中だったのは、本当に数年だけのことかも知れないなぁ。
