ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ツアー

 ツアーったって音楽家じゃないんだから。毎年恒例のお盆をやり過ごしてからの墓参りツアーに出る。ぐるぐるっと回って信州東部にいる友人のところに遊びに行く。昨年も全く同じ日に出発している。なんでわかるのかというと、レンタカーの記録が残るからすぐにでるのだ。つまり年に一度しか運転しないので、危なくってしょうがない。そんなことを運転するやつに言われたくない、と周りの人は怖くてしょうがないだろうなぁと申し訳がない。年々つらくなるからそのうち、考え直さなくてはならないかなぁ。

 丸一年たってレンタカーをしてみたら車はスズキのSWIFTってやつだった。しかも車を渡されたときに、係りの人が「これがキーです」と私に黒いプラスティックの四角いものを渡す。えっ!車にエンジンはかかっているし、この四角に鍵が出ていない。「これって?」と聞いたら、イグニッションはまわさなくてはならないけれど、鍵を突っ込まなくていいんだというのだ。あれ、あれ。世の中油断するとどんどん知らないことになる。高齢者が世の中についていけない典型を見ているようなものである。

 一つ目の墓から二つ目の墓に行くのには高速道路を延々と走るのだけれど、その高速道路に入るまでにぎっしりと詰まった一般道路を耐えて耐えて走らなくてはならない。ようよう2時間経過して高速に入った時にはおなかがペコペコ。談合坂のSAに入るとたくさんの人で、しょうがないからパンを買って外で食べる。見ていると10人もの家族がそこら中の椅子をかき集めて盛大なランチをしている人たちがいるかと思うと、女の子ばかりで席をとるために何かを置いていっちゃうグループやらいて、人を見ているだけでも面白い。

 家を出てから8時間で友人宅に到着。さっそく4人で夕飯に走る。
 ここに来ると必ず立ち寄ってエビフライ定食を食べる店があって、そこに行く。ここの名物はクレソンとトマトのサラダ、キャベツの浅漬けで、今日もまたこれを発注。エビフライは京橋のSAKAKIのように三本がキャベツの山にどうだ、という感じで寄りかかっている。私はこんなエビフライだとしっぽまで全部食べてしまう。連れ合いはこれまた昨年と同様、ほっけ定食を食べていた。
 夜は8時に寝てしまう。