ついこの前までトップアイドルとして扱われていた人が、悔いて「介護の仕事を勉強したい」と云ったそうだ。うん、その姿勢たるや良。しかし、どうも弁護士と法廷での印象を良くするために話し合った結果の反応のような気がして、どうも納得できない。「介護を」といえばなんでも許されるような風潮があるんだろうか。
34歳の女によって殺された可能性があると報じられている80歳の男性とこの女との接点が「訪問介護員」「ヘルパー」だったと報じられたけれど、これは多分勝手に「押しかけヘルパー」だったんだろう。その事件の日に彼女がこの男性のキャッシュカードから金を引き下ろしていたという報道は実にショックな話で、途方に暮れる。
この女性はすさまじいばかりの行動力だったようで
数年前から複数の出会い系サイトなどを使い分け、多数の男性とメールのやり取りをしていたことが判明した。このうち、少なくとも8人と交際などを始めていた。
8人には、詐欺や詐欺未遂の被害に遭ったとされる男性4人のほか、不審死した東京都千代田区の男性と千葉県野田市の男性（当時80歳）の2人が含まれ、残る都内と千葉県内に住む男性の2人は死亡が確認されている。（2009年10月27日19時14分 読売新聞）
この記事によるとすべての人たちが出会い系でこの女と知り合ったことになる。すべて独身者だという。80歳の男性まで出会い系での知り合いなのだろうか。この出会い系の浸透度のすさまじさにも驚くけれど、そんなところで知り合って真剣に結婚を意識するまでになってしまうというのはどういうことなんだろうか。全く想像がつかない。常に目の前にしていれば見破れるであろうことも、メールであれば眼の状況だとか声のニュアンスだとか身体に表れる雰囲気もなにもわからなくてテキストだけの表現だからごまかしやすいということなのかも知れない。なんだか「オレオレ詐欺」と繋がるようなニオイがする。
女とかかわりを持ち、その後に不審死した男性は４人に上る（〔共同〕10月27日13:48)
追記（091028）：テレビの番組で森永卓郎が「男は女性から“なんとかしてぇ・・・”といわれるとどんな状況でも弱いんだよねぇ」と述懐。
