ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

羨ましい

「豪州連邦準備銀(RBA)は3日、政策金利を0.25ポイント引き上げて3.5%にすると発表した。」こんなところもあるんだととても驚いた。うちの国ではもう考えられないものなぁ。

 多分、再放送だったのだろうけれど、夜中にNHKスペシャル マネー資本主義 第4回「ウォール街の“モンスター”」を観た。おかげでサブ・プライムの考えの基となったCDSを生み出すことに至った金融工学の研究者たちを追いかけて、何が問題だったのか、どこから間違えてしまったのかを解説してくれた。なるほど、こういうことだったのかと、夜中に頷き続けた。
 それにしても住宅価格がどこまでも上がり続けるという前提の元で企業が動く背景には、じゃ、どうして下落する時が来ると思うのかということを説得できる材料を見つけなくてはならないというからくりに落ち込んでしまう危険性はどこにでも転がっている。
 「いける!」「やれる!」という言葉はポジティブと捉えられやすい。しかし、「いつまでもそんなことが続くはずはない・・」という言葉に耳を傾けたくないものだ。ハイリスク・ハイリターンだといっても、あの水のpurify理論ではハイリスクの確率はとてつもなくハイだということを認識できない人たちがいるということだ。今度は災害保険を債券化するんだという。これはこれまでの再保険ではいけなかったのか。債券化することで金を動かすことに意味があるということなんだろうけれど。