この記事を見て見間違えたのではないかと思わず目をこすった。
成長戦略策定会議:竹中平蔵氏からヒアリング 16日に
政府は15日、「成長戦略策定会議」(議長・鳩山由紀夫首相)の初会合を首相官邸で開き、2020年までの成長戦略の骨子を年内に策定することを決めた。策定責任者は菅直人副総理兼国家戦略担当相で、16日には小泉政権で構造改革路線を推進した元総務相の竹中平蔵慶応大教授からヒアリングを行う。
菅氏は初会合で「過去10年間の政府が出した16本の成長戦略を精査している。なぜできなかったかを含め、他山の石としたい」。竹中氏を招くことについては「私たちが最も批判し、逆に私たちを批判している人たちから意見を聞きたい」と語った。【野原大輔】
(毎日新聞最終更新 12月15日 22時53分)
なんだか菅直人にしては随分謙虚なことをいっているという気がしないではない。それよりも何よりも、竹中平蔵が本当に本音をいうと思っているんだろうか。何故できなかったのか?→そりゃあんた方が何かにつけてケチをつけ続けてきたからだよ、といわれるんじゃないのか?
追記091216:結局民営化、規制緩和を未だに主張している竹中平蔵はその主張が破綻したことを認めていない。「規制緩和、競争政策、民営化が大変重要なポイントだ。郵政は逆の方向に行って再国有化されたのと同じで大変残念だ」と鳩山政権批判を展開した。(毎日新聞12月16日 12時21分)てなわけだから彼は未だに学習していない。臨床的研究態度に大いに欠けるので、彼の今年の成績は「D」。