ほぼ足りてまだ欲 その先

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理解不能

自民党から民主党が政権を奪取したのはもうずいぶん昔のような気がする。自民党公明党と一緒になって、「国民のため」と言いながら自分たちの儲けのためだけに政治を利用してきたことに民主党が異を唱え、自民党がやりたい放題にしてきたことに反旗を掲げたからこその選択だった。つまりあの時点で日本国民は「自民党なんかに任せてなるものか!」と決断したのだ。
あの頃の自民党と、今の自民党は違っているのか。まさに生まれ変わった自民党なのか?憲法を変える方法を書かれた憲法を変えてしまうと言っている。前と変わったのか?それまで言いたくとも言えないでいたのをこれ見よがしに大声でいうようになった、という点では確かに変わったと言っていいだろう。それは変わったとはいわないな。悪くなった、というべきだ。それなのに、NHK世論調査(あれはすでに世論調査ではなくて世論の捏造というべきだろうけれど)では多くの日本国民がアベシンゾーを支持していることになっている。
アベシンゾーはどうにか手を尽くした振りをして原発を元に戻すつもりでいる。規制委員会は許可しない要素がないなぞととんでもない嘘をついている。システムそのものが破綻していることを無視して行くつもりでいる。竹中平蔵がいっていた不良債権の解消はどうしたのか。彼も実はアベシンゾーと同様なスタンスを取る人間だったけれど、逆行していることに関して反対をしないのか。
これでどうして支持を取り返すことができるのか。
こうして考えると民主党菅直人野田佳彦が一体なにを動機として、奪取した政権の意味を意図的に反故にして自民党に政権を返還する行動を取り続けてきたのだろうかと理解ができない。そこには日本国民をないがしろにして、この国から何か莫大なものを剥ぎ取って私服を肥やそうとする勢力の存在を疑うしかない。
日本国民は騙されやすい。すぐ忘れるような細菌がこの国土にばら撒かれているにちがいない。国民に責任はない、簡単に騙されちゃうという性格が災いしているだけなのだ。実に残念な国家である。