ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

衆議院予算委員会

 たまたま飯を食おうとしてテレビをつけたら町村が質問していた。相変わらずで全然面白くない。その次が公明党・斎藤でこれまた同じことを繰り返し繰り返ししていて、飽きた。自民党公明党が与党だったときの方が攻め甲斐があって面白かった。
 共産党の志位君がパナソニック、キャノンの雇用契約違反の実態を提示している。当面の内閣にぶつけるしかないのだけれど、これは自・公連合内閣がそれぞれの企業集団と作ってしまったむちゃくちゃ雇用システムが問題な訳だ。しかし、これを国会で取り上げるためにはこんな具合に長妻を責めるしかない。こうしたときにその法改正を行った内閣の担当大臣だった人間を呼び出して問いただすことが必要なんじゃないだろうか。
 各党が石川議員の処遇を含めて小沢一郎の説明は足りていないという。多くの国民もそう思っているだろう。にもかかわらず民主党小沢一郎が自分で判断すればいいのであって、党としては何もいう気はないという。枝野幸男は一人で寒空に立って「説明が足りない」という。しかし、今日のNHK世論調査を見てもそれでも民主党の支持率は自民党のそれを12ポイントも上回っているものの、失った4.8ポイントは共産党と支持政党特になしに流れている。
 これを見たら小沢一郎の読みはこのまま推移すれば参議院選挙ではどう見ても自・公を上回るということだろう。前政権で疲弊した社会が次回の選挙でどの政党を選ぶのかといったとき、どうしても自・公を選びたくない、となったらその票はどこに行くというのか。このままだと投票率は見るも無惨なものとなり、その結果民主党小沢一郎の思う通りになってしまい、小沢一郎にこの国の政治が乗っ取られてしまうということになりかねない。こうなると小沢一郎という男が本当はこの国をどこに持っていこうとしているのかを私たちは見極めなければならない。
 新政権が始まってからこの国の基本的構造を思い切って変えていく、という決意は未だ見えていない。衆議院選挙の時に唱えていた姿勢には未だ手つかずだ。
 本当にこの国に必要な姿が見えない。