ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

北教組

 なんでわざわざ個人宛に1600万円を寄付したんだろうか。政治資金管理団体に政治献金すれば良かったのではないのか。それが裏金だから政治資金献金報告書に載せられないからそうしたのか。わざわざ違反となる個人宛献金にするだなんて、ばっかじゃなかろうかということになる。NHKがわざわざ元組合員だという男性の声を加工して放送した意図はなんだ。「カンパの行き先が報告されたことは一度もない」と。街頭でカンパを求められた時に入れたその金がどこにいったかよりはその団体を信頼して任せているのが私にとっては普通だけれどなぁ。救世軍の社会鍋、あしなが基金は私にとって信頼できる機関だ。その元組合員は自分がカンパした教員組合を信頼していないということを主張するために証言したということか。
追記:20100323

  • 小林陣営に渡ったとされる1600万円の原資は依然としてベールに包まれたままだ
  • 札幌地検は複数回にわたり、北教組本部のある北海道教育会館(札幌市中央区)を家宅捜索。会館裏の倉庫の鍵を壊して入るほど徹底的に行われたが、2008、2009年の細かい資金の流れを記載した会計書類や領収書は見つからなかったという。
  • 検察幹部は「負け戦はしない。必ず有罪にできる」と強気の姿勢を崩さなかった。捜査関係者によると、札幌地検は木村被告の逮捕前の任意聴取の段階で、400万円ずつ計1600万円の入金が記載されている通帳を入手。これが木村被告の管理する裏口座だった。さらに、北教組が管理する札幌市内の金融機関の口座について資金の出入りを照会。ほぼ同時期に計1600万円の資金が引き出されていたことも確認されたという。
  • 北教組は幹部3人が逮捕された際、「不当な組織弾圧」との声明文を発表したが、資金提供疑惑を検察との対決にすり替え、覆い隠そうとしているように見える。
  • 道内の民主党や労組関係者からは「政治資金収支報告書を訂正すればよいだけの話。強制捜査や逮捕の必要があったのか」「小沢(一郎・民主党幹事長)さんが不起訴になったことの意趣返しではないか」など、検察の姿勢に疑問を投げかける声も出た。
  • 衆院選にかかわった労組は北教組だけではない。小林陣営の公職選挙法違反事件の公判でも労組の裏金の存在が指摘された。「労組マネー」の透明化が求められている。【水戸健一】

毎日新聞 2010年3月23日 東京朝刊)

 毎日新聞はこの記事で「検察を批判、説明責任果たさず」というタイトルを掲げている。それに対してネット上では毎日のこのスタンスは逆じゃないのかという論争が続いている。すなわち検察に持って行かれて説明しないと即クロの判定を毎日が迫っているのはおかしくないのか、という疑問だ。